「maalisukuu」のモヘヤニット

「maalisukuu」の由来

職人の技術と感性は,雪が音もなく大地に降り積もってゆくかのごとく,時間をかけて人知れず獲得されて行きます。
降り積もった雪が春を迎えて雪解け水となり大地を潤すように、職人が積み重ねた経験と工夫から少しずつ新たな価値が生み出されます。
【maalisukuu】はフィンランド語で『3月』すなわち『雪解けの月』を意味する【maaliskuu】と【u=you】を組み合わせた造語です。職人のひらめきと創意工夫が試行錯誤の末にかたちになった喜びを、着て下さる人と共有できるものづくりを目指しています。

「maalisukuu」のものづくり

複雑なプログラミングと繊細な調整を求められる高度な無縫製ニットの技術で、一般的には使用するのを敬遠するような糸を敢えて編地表現に取り入れ、独自のニットウェアを作り出します。国内屈指の規模を誇る社内の環境を生かして技術の研究を行い表現の幅を広げています。
また、一部の商品には社内にある膨大な過去のコレクションの糸のストックから表現に最適な糸を選択して使用することで、眠っていた素材に新たな価値を与えています。
自分たちで開発し商品化するサイクルの中で,これまで光の当たらなかった「技術」と「素材」を生かすのが特徴となっています。

「一本の糸から」

「maalisukuu」を手掛ける私たちの会社は「佐藤繊維株式会社」といいます。私たちのものづくりの原点は一本の糸を紡ぐこと。近隣の農家の方に羊を飼ってもらい、その毛を手で紡ぐという小さな家庭内手工業でした。時代を経て糸づくりは手から機械に変わり、やがて糸だけではなく製品づくりも手掛けるようになりました。
国内外の数々のメゾンのものづくりを支えながら、近年はものづくりで共感できる世界の良品を集めたセレクトショップ、食材に恵まれた山形という地域の特性を生かしたレストランも手掛けています。
国内からニットを作ることができる環境が失われつつある現代で、紡績から染色・編立・縫製・加工まで、ニットに関わる全ての工程を行う環境を整え、文化を継承・発展させる試みを続けています。

 

 

 maalisukuu / マーリスクから

モヘヤを贅沢に使用し、ふわふわとしたさわり心地がたまらないニットをご紹介。
プルオーバーとカーディガンがございます。

暖かく、これからの季節に大活躍の一着です。

 

モヘヤニットプルオーバー - MBJA401W
¥19,800
ニットガウンカーディガン - MBJA402W
¥24,200


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