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2025SSのコレクションは、都市と自然が交わる風景や、未完成のまま進み続ける思想からインスピレーションを得た。アリゾナの荒野にある、建築家 パオロ・ソレリ の手がけた実験的な都市。そこには、都市の拡張が地球を覆い尽くしていくことへのアンチテーゼとして、「都市と自然の共生」という考え方 が息づいている。
どこかSFじみた理想主義的な発想にも見えるけれど、ソレリはそれを空想のままにせず、 実際に土を掘り、コンクリートを流し、形にしようとした。そのひたむきさや、未完成のまま進み続ける姿勢に共感し、今シーズンのコレクションに落とし込んだ。乾いた風景、そこに生きるものたちのたくましさ。アリゾナの強い日差しに照らされる大地、そこに根を張る植物の力強さ。そんな情景を、和紙、強撚コットン、リネンなど、ドライな質感の素材をベースに表現。透かし柄を多用し、風を受けながら軽やかに揺れる編み地が、ニットでありながら夏でも快適に着られるデザインを生み出している。規則と不規則、人工と自然、乾いた質感としなやかな編み地。それらが混ざり合いながら、どこか無骨で、どこか人間らしい。このコレクションもまた、そんな“未完成であり続ける美しさ”を編み上げている。
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