Autumn/Winter 2021 Collection第3弾のコレクションは「New Normal, New Formal」。
ニューノーマルな生活様式が確立されつつある今日、
991では“きっちりしているけれど心地よい”そんなアイテムを目指しました。
ノーマルからフォーマルまで。様々なシーンで着まわせるコレクションをご紹介します。
Autumn/Winter 2021 Collection Vol.3
「New Normal, New Formal」
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Rosario/ロサリオ
佐藤繊維のロングセラーウール糸、“ロサリオ”。
オーストラリアメリノウールは、様々な羊の品種の中でも最も柔らかいものの一つとされています。
しかしその柔らかさゆえ、ハリやコシが少ないというマイナスポイントも。それを補う為にウルグアイのチブーメリノウールを掛け合わせ、”ロサリオ”は誕生しました。
チブー種の羊毛はゴワゴワとした硬い手触りですが、強いクリンプ、つまり弾力性があり、軽いという特徴があります。
佐藤繊維が得意とするブレンディング技術で誕生したこのロサリオは、双方の原料の美点を引き出し欠点はカバーし合うという、理想的なニット素材です。
糸が持つ弾力性や軽さから、横伸びや型崩れに対する耐久性があり、
特に形状維持が重要な命題となるニットジャケットには最適な素材といえます。
Sultan / サルタン
Autumn/Winter 2021 Collectionの第一弾にも登場したサルタン。
極上の柔らかさを持つこの糸は、
今回のラインナップに登場するニットジャケットにこそ、
その優れた特徴を活かすことができます。
従来のウールのイメージを超える、
エレガントで上質感のあるニットアイテムに最適の素材です。
Knit Jacket
ニットジャケットは従来カジュアルなアイテムとして浸透し、
フォーマルなシーンでは避けられてきました。それには幾つかの理由があります。
その一つとしてまず挙げられるのは、"立体感"の少なさ。
ニットジャケットは布帛のテーラードジャケットとは異なり、パターンが簡素化される為に平面的になりやすい傾向にあります。
また、「ニットソー」と呼ばれる、編地を編んだ後にそれぞれのパターンにカットしロックミシンで縫製する方法では、シルエットの美しさを追求するには限界がありました。
また、ニットの特性である「横伸び」も、ジャケットにはマイナスの影響を及ぼします。
いわゆる”天竺編み”と呼ばれるプレーンな編み方は、横に伸びやすくニット地がだれてしまうほか、
肘や襟部分は着る度に横伸びを繰り返し「抜けて」しまうのです。
それらを防ぎしっかりとしたニット地に仕上げる為、ミラノリブで編まれたニットジャケットが主流となりました。
しかし、しっかり感を出す為にミラノリブで編まれた編地には厚みがあり、縫い合わせの際に大きな凹凸が出来てしまうことで綺麗なラインを作りにくいという短所があります。
991は、こういった多くのマイナスポイントを克服し、ラインの綺麗な正統派ニットジャケットを作ることに成功しました。
まず、編み方には佐藤繊維が開発した特殊編み「SGリブ」を採用。
SGリブはミラノリブに比べて横伸びに強い為、これまでだれやすかった部分、例えば袖口やポケット口は綺麗な形状を保てるようになりました。
また、身頃のパターンにも991のこだわりが随所に表れています。
布帛のパターンを忠実に再現しつつも、SGリブを採用してニットの伸縮を考慮した丁寧な成型編みを行っています。
つまり、前身頃、脇身頃、後身頃の3つのパーツを縫製で繋ぐのではなく、1枚で編み上げているのです。
アームホールのラインは腕の可動域に制限をかけないよう、
前ぐりは身頃側へ大きくカーブさせ、後ろは傾斜を緩やかにすることで自然な腕の動きを可能としました。
袖も布帛のジャケットと同様に
2枚袖のパターンを用いて成型編みし、
1枚に編み上げて
より立体的に仕上げています。
さらに、パーツの縫いしろ部分にも991のこだわりが詰まっています。
しっかりとした生地感のある編地同士をそのままつなぎ合わせてしまうと、厚みが増してごわつきの原因となる為、
縫いしろ部分のみを薄い天竺編みで仕上げ、リンキング縫製を施しました。
そして全てのパーツを組み立てた後で軽圧縮加工を行うことで、ジャケットに適度な重厚感を持たせました。
たくさんのこだわりを詰め込んで出来上がった991のニットジャケットは、
まさに、“きっちりしているけれど心地よい”を体現したアイテムの1つといえます。
Rosario single jacket
Sultan single jacket
3-D Knit Globe
991の技術を結集させた立体ニットグローブ。
これまでのニットグローブは平面的なつくりのものが多く、手にきちんとフィットしているとは言い難いものでした。
ぴったりしているように見えるのは、ニット特有の「横伸び」がうまく作用している結果です。
しかし、横伸びに頼るだけでは糸に大きな負担がかかり、繰り返し着用すると摩耗して穴が開いてしまいます。
特に親指の可動域に対して制限のかかるニットグローブが多く、付け根部分に穴が開いてしまうこともしばしば。
一方、991の3-Dニットグローブは、その名の通り立体感が特徴です。
着用時にストレスなく立体的になるよう、画期的なパターンを採用しています。
その為親指部分は、現在世の中に流通しているグローブとは異なるところに付いていますが、
その理由は手を入れた時に実感していただけるはず。
手のふくらみを考慮して立体的に編み上げ、親指の付け根部分から人差し指にかけては傾斜をつけています。
これにより親指の動きを妨げず、付け根部分にも負担がかからない仕上がりを実現しました。
また、5本の指部分全ての長さを変えたことで、ぴったりとフィットするストレスフリーな着用感も魅力の一つです。
従来のニットグローブとは一線を画すこのグローブを、是非お試しください。
Sultan short glove
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